夏になると問題になって来るのが夜の暑さ。暑さで目が覚めてしまったり、朝起きたら汗びっしょりなんてことも。
でも、できれば冷房をつけたまま寝たくないですよね。翌朝体調を崩す原因になったり、電気代もかかってしまうし…。
ということで、暑い夏の夜をクーラー無しで乗り切るグッズをご紹介しますね。
涼感を実感できる素材はテンセル(リヨセル)の寝具
テンセルという素材、ご存じでしょうか。テンセルというのは商標で、繊維自体を指すときはリヨセルと言います。どちらも同じものを指しています。
洗濯表示ラベルではこのように指定外繊維として書かれます。これはテンセルという素材が比較的新しいものだからです。
テンセルはユーカリの樹木から作られます。製造過程で環境負荷が比較的低く、放っておけば自然に還るためエコな繊維として注目されています。
そんなテンセルですが、手にして感じるのは圧倒的な涼感です。
テンセルのシーツの上に横になるとひんやりと涼しいんです。
そして独特の滑らかさとドレープ感があり、肌触りがツルツルすべすべですごく気持ちいい!このさらっとした手触りも夏向けと言えますね。
私が普通の綿のシーツからテンセルに変えたときはびっくりしました。涼しいわ肌触りは気持ちいいわ、夏の夜がだいぶ快適になりました。おかげで冷房無しでも眠れるようになりました。
優れた物ですので、もっと夏の寝具素材としてメジャーになって欲しいなと感じます。
テンセル寝具の選び方
シーツやベッドパッド、枕カバー、夏の肌掛けなどをテンセルで揃えてみて下さい。
品物によってはリヨセルと書かれていますので「テンセル」「リヨセル」両方の単語で探してみると良いです。
そして素材はテンセル100%のものがおすすめ。綿との混紡などの品よりも涼しいです。ただし同じく夏用の素材である麻(リネン)との混紡なら涼しさを維持してくれます。肌触りは変わりますが。
テンセルのパジャマも着てみましょう
寝ているときに着る服もテンセルにしてみると更に快適さがアップします。
こちらはテンセル100%でも良いですし、場合によっては麻との混紡でも良いと思います。麻の通気性の高さ、肌にまとわりつかない速乾性という利点も捨てがたいですから。
パジャマとしてだけではなく、普段着る服にもテンセルはおすすめです。
私は夏物の服を買う時はまず素材から選びます。デザインは二の次です。だって涼しくて快適じゃないと着たくないですから。涼しい服の検索ワードとしてテンセル、リヨセルは覚えておいて損は無いです。
素材を変えるだけでこんなに違うものなのかと実感すると思いますよ!
まとめ
テンセルの涼しさは熱帯夜の救世主だと思っています。
快適に夏の夜を過ごせるお手伝いができます。ぜひ体験してみて下さいね!